🍜 新福菜館@浜松町で再会した“本場の黒”
席に着くや否や、厨房から漂ってくる甘醤油と動物系の香り。
あれは京都・たかばしのあの記憶と直結する匂いです。
運ばれてきた一杯は、やはり圧倒的な黒。
そこに惜しみなく盛られた青ネギの青が映える。この黒×緑のコントラストこそ新福の世界観。
■ スープ
レンゲを沈めた瞬間から旨味の厚み。
香ばしさ、甘み、動物系のコク、醤油の旨味の四拍子が一体化している。
決して“しょっぱくない”のが新福の妙。
味は濃いのに尖らず、丸く、深い。
■ 麺
太めのストレート麺にしっかり色が乗る。
噛むと小麦の密度と醤油の旨味がじゅわっと滲む。
この“染まった麺”こそ本場の証。
■ チャーシュー
薄切りで柔らかく、スープに沈めると味がじゅわっと戻ってくる。
肉×黒醤油の共演は、噛むほどに京都の風景がよぎる。
🍚 そして名脇役ではなく“もう一人の主役”——黒チャーハン
フルポーションで来るとまさに迫力の半球体。
もはやチャーハンではなく、アイデンティティ。
炒め油の香り、醤油ダレの焦げ具合、米の粒立ち。
口に含むと、甘醤油+ラード+玉子+肉の旨味が一度に押し寄せる。
そして極めつけは…
ラーメンを一口 → チャーハン一口
この交互運転が新福菜館の正しい道。
濃い・濃いのはずなのに、不思議と飽きない“濃度のリズム”がある。
🌾 京都の記憶との照応
成田・福一の“新福DNA”を感じさせる一杯を頂いたからこそ、
本家の再訪が一層沁みた今回の浜松町。
お盆に夫婦で訪れた京都・本店。
あの蒸し暑い京都の空気と、黒醤油の香り、青ネギの香り、
時間の湿度までも一緒に閉じ込めているのが新福菜館の味。
その記憶が、再び東京で蘇る幸せ。
✍️ まとめ
✔ 福一の“新福リスペクト”がトリガー
✔ 本場の黒は香り・丸み・余韻が別格
✔ チャーハンは“もう一人の主役”
✔ 夫婦グルメ旅の記憶がちゃんと味を補強する
✔ こういう“味の巡礼”は最高の趣味















